「Parallels Desktop for Mac App Store Edition 1.8.2」リリース、アプリケーションアイコンをリフレッシュ

AlludoグループのParallels International GmbHより米国時間2023年3月30日、macOSベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac App Store Edition」のアップデートリリースに相当する「Parallels Desktop for Mac App Store Edition 1.8.2 Build 23832」がリリースされ、現在Mac App Storeを通じて、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリーパッケージが入手可能となっています。

macOSデザインガイドラインを反映した新しいアプリケーションアイコンを採用

Ver. 1を対象としたアップデートリリースとして位置付けられ、「Parallels Desktop 18.2.0」をベースとする当版では、機能の追加、全般的な安定性改善、パフォーマンス改善、バグフィックス、セキュリティアップデート等が行われており、前版(Parallels Desktop for Mac App Store Edition 1.8.1)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

  • 最新のmacOSデザインガイドラインを反映した新たなアプリケーションアイコンを採用
  • Apple Silicon(Apple M1、Apple M2)ホストにおいて、「RHEL 9.1(Red Hat Enterprise Linux 9.1)」をゲストOSとしてサポート
  • 「Ubuntu 22.04 LTS(Jammy Jellyfish、ゲストOS)」をサスペンドからレジュームした後に、ビデオが適切に再生されないケースが確認されていた問題を修正
  • 仮想マシンに接続されたSDカードにおいて、ファイルの書き込み、読み込みを行う事ができなかった問題を修正
  • Pytha 3D CADソフトウェアにおいて、3Dオブジェクトのブラックラインが正しく表示されなかった問題を修正
  • 幾つかの安定性、セキュリティ、及びパフォーマンス関連の問題を修正

Parallels Desktopアイコン
macOSデザインガイドラインを反映した新たなアプリケーションアイコン

システム要件について

当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサーを搭載したApple製コンピューター、ホストOSは「macOS Big Sur(macOS 11.1)」以降となっています。「Parallels Desktop for Mac App Store Edition 1.7」にてサポートされていた「macOS Mojave(macOS 10.14)」「macOS Catalina(macOS 10.15)」は 対象外となりますので御注意下さい(ゲストOSとしてのMac OS X(macOS)のサポートは「Mac OS X Server 10.5」〜「macOS Ventura(macOS 13)」となります)。また、既知の問題点を含む その他の詳細が、リリースノート、PTN(Parallels Technology Network)等を通じて確認可能となっています。