Parallels International GmbHより米国時間2022年3月30日、Chrome OSベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Chrome OS Enterprise and Education Edition」のアップデートリリースに相当する「Parallels Desktop for Chrome OS Enterprise and Education Edition 1.7.0(Parallels Desktop for Chrome OS Enterprise and Education Edition 1 Update 7 Hotfix 0)」がリリースされ、Parallelsによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデーター(Desktopメニュー>「Check for Updates…(更新をチェック…)」)を通じて、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリーパッケージが入手可能となっています。
「Windows 11」をゲストOSとしてサポート
「Parallels Desktop for Chrome OS 1」を対象としたアップデートリリースとして位置付けられている当版では、Microsoftによるデスクトップオペレーティングシステム「Windows 11」をゲストOSとしてインストール可能としています。
当版におけるシステム要件は、「Intel Core i5」「Intel Core i7」「AMD Ryzen 5」「AMD Ryzen 7」プロセッサーを搭載したコンピューター、ホストOSは「Chrome OS 99」「Chrome OS 100」となっています。Ver. 1.0.11にてサポートされていた「Chrome OS 97」「Chrome OS 98」は 対象外となりますので御注意下さい(セットアップ時に「Google Admin console」が必要となります)。また、既知の問題点を含む その他の詳細が、リリースノート、PTN(Parallels Technology Network)等を通じて確認可能となっています。
販売チャネルは、対象コンピューターにインストールされたOEM(Original Equipment Manufacturer)版に限定されており、「Parallels Desktop for Mac」のような ソフトウェア単体でのライセンスの販売は行われておりません(トライアル版のみ、ダウンロード可能となっています)。