「Mojave Beta」と「VMware Fusion 10」

「Build 18A293u」にて グラフィックス関連に不具合確認も、基本動作は可能

世界開発者会議「WWDC 2018(Worldwide Developers Conference 2018)」において発表され、ダークモードのサポート等が予定される、Appleによる次世代デスクトップオペレーティングシステム「macOS Mojave(macOS 10.14)」ですが、米国時間2018年6月6日付にて投稿された@VMwareFusion(公式Twitter)を通じて、同OSのDP版(デベロッパプレビュー)と「VMware Fusion 10(ゲストOS、ホストOS)」との互換性に関して言及がなされていますので、その内容等を簡単に纏めてみたいと思います。

「VMware Fusion 10」は、米国時間2018年5月21日付にてリリースされた「10.1.2 Build 8502123」の段階において、「macOS Mojave DP」をゲストOS、ホストOSとして正式にサポートしていませんが、双方においてインストールから基本動作の実行が確認されていると伝えられています。

現時点では、インストーラ等において 3Dグラフィックスを含むグラフィックス関連の不具合等が確認されていますが、VMware Fuionの公式Twitterにおける当該ツイートは、「macOS Mojave DP(ゲストOS)」on「macOS Mojave DP(ホストOS)」の環境から投稿されているとの事です。また、vExpertのユーザからは vSphere環境(「macOS Mojave 10.14 DP」on「VMware ESXi 6.7」on「VMware Fusion 10.1.2」on「macOS High Sierra 10.13.5」のネスト環境)でのテスト結果も報告されており、こちらはネットワークがピックアップされない等の不具合が確認されているもの、インストールから実行までは 概ね良好に動作していると伝えられています。