iWork(アイワーク)

投稿者: | 2019-09-07

Appleによる純正のオフィススイート

米Appleより開発、提供等が行われている、プロプライエタリなデスクトップ オフィススイート(プロダクティビティ ソフトウェアスイート)。macOS(Mac OS X)、iOS、iPad OSを対象プラットフォームとし、米国時間2003年1月7日付にてリリースされたプレゼンテーションソフトウェア「Keynote」に、同2005年1月12日付にてリリースされたワードプロセッサ(ページレイアウトアプリケーション)「Pages」が加わった段階で「iWork」としてブランディングされる(同時に単一のパッケージソフトとして販売が開始された)。その後、米国時間2006年1月11日付にてリリースされた「iWork ’06」より、PowerPC、x86両アーキテクチャにおいてネイティブ実行可能な「Universal Binary」としてリリースされた後、米国時間2007年8月7日に開催されたスペシャルイベントを通じて発表された「iWork ’08」より、スプレッドシート(表計算)アプリケーション「Numbers(ナンバーズ)」が追加された。

「AppleWorks」後継にして「Microsoft Office」対抗と位置付けられ、豊富なテンプレートやインタラクティブな操作性、Appleアプリケーションとのシームレスな連携等を特徴としている。初期の頃は、iLifeと同様に 毎年年初の「Macworld Conference & Expo」にて、西暦の下2桁を付与した新版が発表されていた(「iWork ’07」はスキップされ、2007年8月に「iWork ’08」としてリリース)。2006年初頭には、米国小売店市場におけるオフィススイート販売本数において、Microsoft Officeに次ぐ2位にランキングされた。

イニシャルリリース〜2009年1月頃までは、パッケージ版が販売されていた他、Macにバンドルされていた30日間のトライアル版は、試用期間の終了後も 読み込み専用の「iWork Player」として利用可能となっていた。

米国時間2011年1月6日より、Mac App Storeを通じて Mac OS X版の3種のアプリケーションが単独にて提供開始された後、米国時間2013年10月22日以降は、新規に購入されたMac、iOSデバイスに対して、機能制限の無い完全版がプリインストールされている(「iWork」というブランド名は、現在でもAppleの公式サイトにおいて使用されている)。

iOS版(iPad、iPhone)

米国時間2010年4月3日付にて 当初はiPadに向けて提供が開始されたiOS版は、プロセッサの多大な処理能力を要するために移植は困難としていた開発チームの想定を、Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ), CEOによるアドバイスを基にスクラッチから書き直す形にて開発された。

iWork for iCloud(iCloudのためのiWork)

「iWork ’09」リリース(米国時間2009年1月6日)と同時に、作成したドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションをWebにおいて共有可能なiWork.comの提供が開始された。

その後、米国時間2013年7月19日より、「WWDC 2013(Worldwide Developers Conference 2013)」において発表されていた ブラウザベースのWebアプリケーション「iWork for iCloud」のパブリックベータが開始された(2015年10月より、GA版として正式にサービス提供が開始され、マルチプラットフォーム化が推進される事となる)(最終更新日 2020年5月4日)。