「VirtualBox 6.0.12」リリース

投稿者: | 2019-09-12

「SLES 12 SP4」に対する互換性改善等

Oracle Corporationより米国時間2019年9月3日、マルチプラットフォームに対応した オープンソースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox」のアップデートリリースに相当する「Oracle VM VirtualBox 6.0.12 Build 133076(VirtualBox 6.0 Maintenance Release 12)」がリリースされ、現在コミュニティサイト、及びOracleによる公式ダウンロードページを通じて、macOS、Windows、Linux、Solarisを対象としたバイナリパッケージ、ソースコード、SDK(Software Development Kit)、PUEL(VirtualBox Personal Use and Evaluation License)に準拠したエクステンションパック(Oracle VM VirtualBox Extension Pack)が入手可能となっています(Mac OS X版 dmg 約131.0MB。バイナリとソースコードには、ライセンスとしてGPLv2(GNU General Public License Version 2)が適用されています)。

Ver. 6.0を対象としたメンテナンスアップデートとして位置付けられている当版では、バグフィックス、セキュリティアップデート、パフォーマンス改善等が行われており、前版(「6.0.10 Build 132072」)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

  • OCI(Oracle Cloud Infrastructure)へのエクスポートの改善。空のディスクイメージを適切にハンドリング可能に
  • API関連の改善。medium I/O機能の使用時に、クラッシュするケースが確認されていた問題を修正
  • コマンドラインユーティリティ「VBoxManage」関連の改善。「VBoxManage modifyvm」におけるドキュメンテーションエラー(uarttype)を修正
  • USB関連の改善。Windowsホストにおける、省電力デバイスの識別性を改善
  • オーディオ関連の改善。AC97において、サンプリングレートを再プログラムし、オーディオ入力、及び(或いは)オーディオ出力を中断する、バギーなゲストドライバーを回避すべくした改善を適用
  • 仮想マシンプロセスにコードをインジェクトしようとするソフトウェアにて、起動時にクラッシュするケースが確認されていた問題を修正
  • 「SLES 12 SP4(SUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 3、ゲストOS、ホストOS)」のカーネルを対象として、カーネルモジュールのビルドを修正
  • 3Dグラフィックスを含むグラフィックス関連の改善。3Dアクセラレーションを有効化(「Display(ディスプレイ)」>「Video(ビデオ)」>「Enable 3D Acceleration(3Dアクセラレーションを有効化)」)された仮想マシンでVBoxVGAグラフィックスアダプタを使用した場合に発生し得た、スナップショットの保存、読み込みに関連した問題を修正(「6.0.10 Build 132072」におけるリグレッション)
  • Windows(ゲストOS)において、マウスカーソルの表示が適切に更新されないケースが確認されていた問題を修正
  • VBoxVGAグラフィックスアダプタを使用した場合に、「Windows 10(ゲストOS)」の検索メニューが適切に表示されない(グラフィックス破壊が生じる)ケースが確認されていた問題を修正
  • And many others…

既知の問題点を含む その他の詳細が、ユーザマニュアル、サポートフォーラム等を通じて確認可能となっています。

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