「VMworld 2018 US(米国時間2018年8月26日から開幕)」での発表も囁かれていた、デスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion(for Mac)」「VMware Workstation(for Windows Linux)」の次期メジャーアップグレードですが、2018年9月下旬に公式なアナウンスとGAリリースを同時に行う事となりそうです。
Appleの次世代OS「macOS Mojave」に正式対応へ
恐らくVer. 11としてリリースされるであろう同版は、現在「VMware Fusion Tech Preview 2018」としてテストリリースが行われおり、Appleによる次世代デスクトップオペレーティングシステム「macOS Mojave 10.14」のサポート(ゲストOS、ホストOS)、「DirectX 10.1」のサポート、「Virtual Machine Library(仮想マシンライブラリ)」と同様の機能性を提供するアプリケーションメニューの刷新、Linuxゲストに対する ワンクリックでのSSHログイン等が予定されています。
「Virtual Machine Library(仮想マシンライブラリ)」の置き換えを担う アプリケーションメニュー
同様にVer. 15としてリリースされるであろう「Workstation Next」は、「Workstation REST API(Workstation Representational State Transfer Application Programming Interface)」のアップデートによる各種のネットワーク制御、ホストレベルでの高DPIのサポート、Linuxホストにおけるディスプレイサーバ「Wayland」のサポート等が予定されています。