「Parallels Desktop for Mac App Store Edition 1.7.2」リリース、「Windows 11」へのアップグレード情報を表示可能に

Corel CorporationグループのParallels International GmbHより米国時間2021年12月20日、macOSベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac App Store Edition」のアップデートリリースに相当する「Parallels Desktop for Mac App Store Edition 1.7.2 Build 23531」がリリースされ、現在Mac App Storeを通じて、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(app 約307.0MB)。

「Windows 11(ARM)」に対して、Microsoft Storeアプリケーションをインストール可能に

Ver. 1を対象としたアップデートリリースとして位置付けられ、「Parallels Desktop 17.1.1」をベースとする当版では、機能の追加、全般的な安定性改善、パフォーマンス改善、及びバグフィックス等が行われており、前版(Parallels Desktop for Mac App Store Edition 1.7.0)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

新たに実装された機能

  • PC Health Check(PC正常性チェック)の起動時に、「Windows 10(Intel)」から「Windows 11(Intel)」へのアップグレードの可否に関する追加情報を提供するための、新たなダイアログボックスを表示

以下は、ユーザーからのフィードバックに基づいた改善点となります。

  • ARMベースの「Windows 11(ゲストOS)」に対して、Microsoft Storeアプリケーションをインストールする事ができなかった問題を修正
  • USBデバイスの接続性に関連した問題を修正
  • Parallels Desktopの最新版に 比較的古い版の仮想マシン(ゲストOS)を登録した時に、VirGLグラフィックスに切り替えた後、Ubuntu(ゲストOS)の画面が黒くなる(ブラックスクリーンが発生する)ケースが確認されていた問題を修正
  • フリーシステムカテゴリー(「Installation Assistant(インストールアシスタント)」>「Free Systems(無料システム)」セクション)からダウンロード可能な仮想アプライアンスの中で、Kali Linuxの版をVer. 2021.3(Kali Linux 2021.3)にアップデート
  • ゲストOSにおいて DigixArt Entertainment SASによる「Road 96」を実行した際に、地形のテクスチャーが欠落するケースが確認されていた問題を修正
  • ゲストOSにおいて Pearl Abyssによる「Black Desert」を実行した際に、ランチャーが青色で表示されていた問題を修正
  • 「Virtual Machine Configuration(仮想マシン構成)」>「Hardware(ハードウェア)」>「CPU & Memory(CPUおよびメモリ)」>「Processors(プロセッサー)」ペインに表示されるCPUの数が、ホストコンピューター(Mac)で利用可能な数よりも少ない場合に、CPUを手動で割り当てる事ができなかった問題を修正

Microsoft Storeアプリケーションの修正は、アップデート後の初回起動時に1度だけトリガーされる ゲストOS拡張機能「Parallels Tools」の自動インストールに組み込まれているため、同ツールのアップデートを正しくインストールするために、ナレッジベース(KB 128520)の手順に従うことをお勧めし致します。

当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピューター、ホストOSは「macOS Mojave(macOS 10.14.6)」以降となっています。Ver. 1.5にてサポートされていた「macOS High Sierra(macOS 10.13.6)」は 対象外となりますので御注意下さい(ゲストOSとしてのMac OS X(macOS)のサポートは「Server 10.5」〜「11」となります)。また、既知の問題点を含む その他の詳細が、リリースノート、PTN(Parallels Technology Network)等を通じて確認可能となっています。

名称(ブランディング)の変更について

米国時間2019年1月21日付にてリリースされた「1.5.0 Build 20116」より、プロダクトの名称が「Parallels Desktop Lite」から「Parallels Desktop for Mac App Store Edition」に変更されました。これは、「Lite」というラインアップ名が、Standard版よりも高価なサブスクリプションの金額設定に相応しくないとの指摘を受けての変更となります(Mac App Storeにおいては、名称の重複する製品が他には存在しないため「Parallels Desktop」と表記されています)。