Apple、「macOS Mojave」を発表

新たにダークモード、デスクトップスタック等を実装

米国時間2018年6月4日より、カリフォルニア州サンノゼ(McEnery Convention Center)にて開幕した 世界開発者会議「WWDC 2018(Worldwide Developers Conference 2018)」。オープニングを飾るTim Cook, CEO(ティムクックCEO)による基調講演(キーノートスピーチ)では、次世代デスクトップオペレーティングシステム「macOS Mojave(macOS 10.14)」、次世代モバイルオペレーティングシステム「iOS 12」の発表等が行われました。当エントリでは、「macOS Mojave」を中心に その概要等を簡単に纏めてみたいと思います。

この度アナウンスされたモハーヴェでは、新たなデスクトップテーマとして「Dark Mode(ダークモード)」を実装。従来までのダークメニュー(「OS X Yosemite(OS X 10.10)」で選択可能)でカバーされていた メニューバーやDockのみならず、各ウインドウのツールバーやコンテンツ表示部分にもダークなアピアランスが適用されています。これはLinux Mintの「Mint-Y Dark」に近いイメージのテーマと言えます。また、デスクトップに配置されたファイルを タイプ別に束ねてグループ化する自動整理機能「Stacks(スタック)」が追加される他、その他の主な特徴して、以下の項目等が示されています。

  • Finderにおけるあらたな表示モードとして、画像や動画、PDF、スライドなど多数のファイルを大きなプレビューにて確認する事が可能な「Gallery(ギャラリー)」を追加(メタデータの表示や、画像の編集(回転等)等も可能)
  • コンテンツビューア「Quick Look」においてマークアップ機能がサポートされた他、PDFファイルに対する署名の追加、動画の尺の編集等が可能に
  • Finderにおけるスクリーンショット機能にて、動画をキャプチャする事が可能に
  • デバイスを跨いだ連続作業を実現する「Continuity Camera」を実装(macOSにて編集しているスライドに、iPhoneで撮影した画像を瞬時に差し込むといった事例が紹介された)
  • プライバシー情報保護の改善。Webブラウザ「Safari」等を経由して データにアクセスが求められた場合に警告が表示されるべくした改善を適用。また、システム構成のデータを簡略化したデータのみWebサイトにわたすことで、Webサービスなどが個人をトラッキングするのに用いている「FingerPrint(Device Fingerprinting、デバイスフィンガープリント」の作成を防ぐ事が可能に(世界中で使用されているmacOSデバイスの中の1台である事しか識別できないように隠蔽する)
  • App Storeにおいてユーザインターフェイスを刷新した他、「Microsoft Office 365」「Adobe Lightroom CC」「BBEdit(Bare Bones)」「Transmit(Panic)」等を配信予定
  • And many others…

当版のデベロッパプレビューは、米国時間2018年6月4日より、developer.apple.comを通じて Apple Developer Programメンバーに向けて提供されます(パブリックベータは、6月下旬よりbeta.apple.comを通じて提供予定)。GA版は 今秋にリリース予定と伝えられており、「Mid 2012」以降の各Macintoshコンピュータ、及び推奨されるMetal対応グラフィックスカードを搭載したMac Pro(2012、2010)に対して、無料のソフトウェアアップデートとして提供される予定と伝えられています。