Apple Partition Map(アップルパーティションマップ)

米Appleより開発、提供等が行われていた、パーティション形式(パーティションスキーム、パーティションタイプ)。Classic Mac OS、Mac OS Xを対象プラットフォームとし、独立したアプリケーションではなく、システムレベルで統合されている。

PowerPC Macの起動ボリュームに適用するパーティション形式

PowerPC Macの起動ボリューム、或いはPowerPC Mac、Intel Macの非起動ボリュームに適用可能なパーティション形式で、「Apple Partition Scheme(Appleパーティション方式)」「Apple Partition Table(Appleパーティションテーブル)」等とも表記される。

このスキームでは、2番目のセクタから開始される可変長の領域にて、パーティション情報を番号付きリストにて保持し、自身を「partition 1」として定義している。通常では63セクター(約32KB)にて構成されており、単一のパーティションテーブルには 512byteの容量内に開始位置や終了位置、ファイルシステム種別等の情報が記録されている。

多数のパーティションを格納可能とする等の柔軟性を備える一方で、Mac OSによる独自仕様に起因した互換性問題も散見されていた。

パーティション構造と各種アーキテクチャーとの互換性

ブートローダーが格納される「Partition 0」は、「Open Firmware 1.0.5」「Open Firmware 2.0.x」をサポートする機種によって使用され、Classic Mac OSにおいては、「Partition 2」~「Partition 8」までが、OSのパッチやデバイスドライバー等に向けて予約されている。

上記の仕様に起因して、ユーザーによって定義されたパーティションは、Classic Mac OSにおいては「Partition 9」以降から、Mac OS X for PowerPCにおいては「Partition 2」以降から各々使用される事となる。

各種アーキテクチャーとの互換性

各種アーキテクチャーとの互換性は以下の通りとなっている。

Intel Mac(Mac OS X、macOS)

ボリュームへのアクセス(可)、ボリュームからの起動(不可)

PowerPC Mac(Classic Mac OS、Mac OS X)

ボリュームへのアクセス(可)、ボリュームからの起動(可)

PC/AT互換機(Windows、Linux他)

ボリュームへのアクセス(不可)、ボリュームからの起動(不可)

尚、Apple M1 chip(Apple Silicon)を搭載したコンピューターにおいて、このパーティション形式はサポートされていない(最終更新日 2021年5月23日)。

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