「VMware Fusion 12.1.0」リリース、「Ubuntu 20.10」をサポート

投稿者 | 2020年11月21日

Dell TechnologiesグループのVMwareより米国時間2020年11月19日、macOS(OS X)ベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」のアップデートリリースに相当する「VMware Fusion 12.1.0 Pro Build 17195230」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータ(「VMware Fusion」>「Check for Updates…(更新の確認…)」)を通じて、日本語含む複数言語リソースを包含する マルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg 約623.36MB)。

「macOS Big Sur(ゲストOS、ホストOS)」に対する最適化を増進し、ヘルスチェック機能も導入

Ver. 12を対象としたアップデートリリースとして位置付けられている当版では、機能の追加、全般的な安定性改善、パフォーマンス改善、バグフィックス等が行われており、前版(「12.0.0 Build 16880131」)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

  • Appleによるデスクトップオペレーティングシステム「macOS Big Sur 11.0(ゲストOS、ホストOS)」に対する最適化を増進
  • Microsoftによるデスクトップオペレーティングシステム「Windows 10 20H2(Windows 10 October 2020 Update)」をゲストOSとしてサポート。「New Virtual Machine Assistant(新規仮想マシンアシスタント)」において、同オペレーティングシステムのISOイメージを正確に認識し、自動インストール機能「Windows Easy Install(Windows簡易インストール)」オプション、共有フォルダ、Unity(ユニティ)モード等の諸機能を利用可能に
  • 新たに「Ubuntu 20.10(Groovy Gorilla)」「RHEL 8.3(Red Hat Enterprise Linux 8.3)」「Fedora 33」をゲストOSとしてサポート。プリコンパイルされたカーネルモジュールを伴う ゲストOS拡張機能「VMware Tools」が同梱され、自動インストール機能「Linux Easy Install(Linux簡易インストール)」オプション、共有フォルダ、ダイナミックレゾリューション等の諸機能を利用可能に(VMwareは、オープンソースのゲストOS拡張機能「open-vm-tools」の利用を推奨している)
  • Fusionヘルスチェック機能の導入。ホストOSが「macOS Catalina 10.15」の環境で実行されている場合に、Kernel Extension(カーネル拡張)に関連した問題は、ボタンをクリックによって容易に修正可能に
  • PodVM、Native Pod(コンテナ)を実行するためのビルトインのコマンドラインインターフェイス「vctl」における「vctl kind」コマンドをアップデートし、新たに「KIND 0.9.0」をサポート
  • 新たに「docker-machine-driver-vmware」を包含
  • パフォーマンス改善、バグフィックス、セキュリティーアップデートを適用
  • kind(ローカルのKubernetesクラスタを実行するためのツール)におけるクラスターログのエクスポート機能が適切に機能していなかった問題を修正
  • 「VMware Fusion 12」の実行中に、USB Ethernetアダプタデバイスを ゲストOSに対して接続(パススルー)する事ができなかった問題を修正
  • 「vdiskmanager」ユーティリティーを使用して修復を試みた時に、エラーメッセージ(Failed to initialize PhoneHome library)が表示され得た問題を修正
  • ネストされた仮想化は、VMCSシャドウイング機能を有さないCPUモデルにおいてもサポートされるべくした改善を適用

当版におけるシステム要件は、64bitのIntelプロセッサを搭載したApple製コンピューター、ホストOSは「macOS Catalina 10.15」以降(「macOS Big Sur 11.0」を含む)となっています。Ver. 11.5にてサポートされていた「macOS High Sierra 10.13」は 対象外となりますので御注意下さい(ゲストOSとしてのOS X(macOS)のサポートも「10.15」〜「11.0」となります)。また、既知の問題点を含む その他の詳細が、リリースノート、VMTN(VMware Technology Network)等を通じて確認可能となっています。

Apple Siliconの対応について

当版は、ARMベースのSoC(System on a Chip)「Apple Silicon」には対応していません。「macOS Big Sur 11.0」において実装されているバイナリトランスレーター「Rosetta 2」においても、Kernel Extension(カーネル拡張)、及びx86-64ベースの仮想マシン、仮想化ソフトウェアはサポートされない伝えられています。



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