「VirtualBox 5.2.14」リリース、「macOS Mojave」で起動可能に

投稿者: | 2018-07-15

Appleの次世代OS「macOS Mojave」ホストで起動可能に

Oracle Corporationより米国時間2018年7月2日、マルチプラットフォームに対応したオープンソースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox」のアップデートリリースに相当する「Oracle VM VirtualBox 5.2.14 Build 123301(VirtualBox 5.2 Maintenance Release 14)」がリリースされ、現在コミュニティサイト、及びOracleによる公式ダウンロードページを通じて、OS X、Windows、Linux、Solarisを対象としたバイナリパッケージ、ソースコード、SDK(Software Development Kit)、及びPUEL(VirtualBox Personal Use and Evaluation License)に準拠したエクステンションパック(Oracle VM VirtualBox Extension Pack)が入手可能となっています(Mac OS X版 dmg 約91.2MB。バイナリとソースコードには、ライセンスとしてGPLv2(GNU General Public License Version 2)が適用されています)。

Ver. 5.2を対象としたメンテナンスアップデートとして位置付けられている当版では、バグフィックス、パフォーマンス改善等が行われており、前版(「5.2.12 Build 122591」)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

  • Appleによる次世代デスクトップオペレーティングシステム「macOS Mojave 10.14 Beta 1 Build 18A293u(プレリリースビルド)」をホストOSとして使用した場合に、GUIクライアント(Oracle VM VirtualBox Manager(Oracle VM VirtualBoxマネージャ))を起動する事ができなかった問題を修正
  • ユーザインターフェイス関連の改善。VNCを通じてアクセスした場合に、UIがクラッシュ(セグメンテーションフォールト)するケースが確認されていた問題を修正
  • ホストシステムにおけるキーリピートのイベントが、適切に処理されるべくした改善を適用(X11ホスト、「5.1.0 Build 108711」におけるリグレッション)
  • ドキュメント化されていないSALC(Set AL According to CF)命令のエミュレーションを修正
  • 「Huge Unreal Mode」のエミュレーションを修正。実際には、無制限に実行される訳ではなく、CPU仮想化支援「Intel VT-x(Intel Virtualization Technology)」が有効化されたCPUにおいてのみ、影響を与えていた
  • キーボード関連の改善。PS/2キーボードのエミューションが、不完全なスキャンコードシーケンスを、キューに入れなくなるべくした措置を適用。この問題は、バグ(bug #17783)に向けた修正が損なわれために、Linuxホストにおいsてのみ生じている可能性がある
  • ストレージ関連の改善。REMキーワードの解析を正すための、CUEファイルのサポートを修正
  • USB関連の改善。稀な状況下でエミュレートされたxHCI(Extensible Host Controller Interface)デバイスが、空のアイソクロナス転送リングエラーを報告する事ができず、対応するエンドポイントでの転送が 停止するケースが確認されていた問題を修正
  • オーディオ関連の改善。Linuxカーネルログのフラッディングを修正
  • ゲストOS拡張機能「Guest Additions」関連の改善(Linuxゲスト)。「vboxvideo」ドライバを、「Linux kernel 4.17」「pre-3.14」「RHEL 7.1(Red Hat Enterprise Linux 7.1)」でビルドする事ができなった問題を修正

MojaveホストでVirtualBox.appを起動する事ができなかった問題は、カーネルドライバ「VBoxDrv.kext」のロードが「AppleKextExcludeList.kext」にブロックされていた事に起因していました(当版において修正されています)。

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