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同時に「Fedora 31」もサポート
Corel CorporationグループのParallels International GmbHより米国時間2020年4月21日、macOS(OS X)ベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」のアップデートリリースに相当する「Parallels Desktop 15 for Mac 15.1.4 Build 47270(Parallels Desktop 15 Update 1 Hotfix 4)」がリリースされ、現在Parallelsによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータ(「Parallels Desktop」>「Check for Updates…(更新をチェック…)」)を通じて、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg 約201.0MB)。
Ver. 15を対象としたアップデートリリースとして位置付けられている当版では、全般的な安定性改善、パフォーマンス改善、バグフィックス、セキュリティアップデート等が行われており、前版(「15.1.3 Build 47255」)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。
- 新たに「Ubuntu 19.10(Eoan Ermine)」「Fedora 31」をゲストOSとしてサポート。プリコンパイルされたカーネルモジュールを伴う ゲストOS拡張機能「Parallels Tools」が同梱され、自動インストール機能「Linux Express Install(Linux簡易インストール)」オプション、共有フォルダ、ドラッグアンドドロップ等の諸機能を利用可能に
- 「Linux Kernel 5.5.8」を伴うFedoraにおいて、ゲストOS拡張機能「Parallels Tools」をインストールする事ができなかった問題を修正
- パスワードを入力する事なく、Parallels Desktopをアップデート可能に
当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピュータ、ホストOSは「macOS Sierra(macOS 10.12.6)」以降(「macOS Catalina 10.15」を含む)となっています。Ver. 14にてサポートされていた「OS X El Capitan(OS X 10.11.6)」は 対象外となりますので御注意下さい(ゲストOSとしてのMac OS X(macOS)のサポートは「Server 10.5」〜「10.15」となります)。また、既知の問題点を含む その他の詳細が、リリースノート、PTN(Parallels Technology Network)等を通じて確認可能となっています。
Ver. 15.1.3からのアップデートについて
前版(「15.1.3 Build 47255」)から当版へとアップデートした場合には、ゲストOS拡張機能「Parallels Tools」のインストールは不要となっています。