「Screenshot Page(スクリーンショットページ)」等、新たに3種のツールを追加
Parallels International GmbHより米国時間2018年2月20日、macOS(OS X)ベースのユーティリティパッケージ「Parallels Toolbox for Mac」のアップデートリリースに相当する「Parallels Toolbox 2.5.0 for Mac Build 1405」がリリースされ、現在Parallelsによる公式ダウンロードページを通じて、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg 約38.3MB)。
「Parallels Desktop 13 for Mac」にも同梱されている当版では、サブスクリプションユーザに向けて新たに3種のツール(1画面に収まりきれない大サイズのWebページを、単一のイメージファイル(スクリーンショット)として取得可能な「Screenshot Page」、複数のイメージファイの一括リサイズ、及び種々のフォーマットへのコンバートを可能とする「Resize Image」、メインメモリの未使用領域を解放可能とする「Free Memory」)が追加された他、前版(2.0.3 Build 1215)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。
- 「Clean Drive(クリーンドライブ)」ツールを使用して、ドライブのモニタリング、及びドライブをクリーンアップするための定期的な通知を行う事が可能に
- 「Take screenshots」ツール、及び「Record screen」ツールにて、遅延操作を行う事が可能に
- 「Take Screenshots」ツールにてスクリーンショットの領域を指定(Capture Screen)する場合に、エリアサイズを表示する事が可能に
- 「Record Screen」ツールで記録されたビデオにおいて、マウスクリックを確認可能に
- 「Record Screen」ツールで記録されたビデオの サイズを変更可能に
- 自動更新機能を無効化するためのオプションを追加
- 「Parallels Toolbox Business Edition」に向けた改善。複数のコンピュータに対して、ネットワークを自動展開可能に
- 一部のツールの可用性を制限する事が可能に
- アップデートポリシーを定義する事が可能に
- 管理者向けのガイドを同梱
- 一部特定状況下にて発生し得たクラッシュの修正、及びバグフィックス(安定性の改善等)
新たに追加された「Screenshot Page」ツールには、Webブラウザ「Safari」に向けたエクステンション(拡張機能)も含まれています(ツールバーに追加されたボタンを押す事によって、スクリーンショットを撮影可能)。当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピュータ(Mac)、ホストOSは「OS X Yosemite(OS X 10.10.5)」以降(「macOS Sierra 10.12」を含む)となっています。