「FileZilla」がApple silicon Mac(AArch64)に対応

オープンソースでマルチプラットフォームに対応するFTPクライアントの「FileZilla」が、米国時間2023年12月7日付にてリリースされた「FileZilla 3.66.3-beta1」においてAArch64(ARMアーキテクチャーに向けた64ビット命令セット)に対応し、Apple silicon Mac(Apple M1、Apple M2、Apple M3)においてネイティブで実行可能となりました。その後、米国時間2023年12月20日付にてリリースされた「FileZilla 3.66.4」においてGA版として正式にリリースされています。

ダークモードに引き続き、Apple silicon Mac(Apple M1、Apple M2、Apple M3)にも正式に対応

オープンソースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox」と共に、Mac(macOS)プラットフォームの進化への追従が遅れがちとなっていた「FileZilla」ですが、「FileZilla 3.62.0」でのダークモードへの対応(米国時間2022年10月27日リリース)に引き続き、米国時間2023年12月20日付にてリリースされた「FileZilla 3.66.4」において、Apple silicon Mac(Apple M1、Apple M2、Apple M3)にも正式に対応しました。

「FileZilla」の公式ダウンロードページから「.tar.bz2」のバイナリーパッケージが入手可能となっていますので、展開したアプリケーションパッケージ(Filezilla.app)を「/Applications/」フォルダーに配置して、そのまま実行する事が可能となっています。

ダウンロードは必ず公式サイトから

尚、「FileZilla」は開発元とは無関係なホスティングサイトからアプリケーションパッケージが配布されているケースがあり、過去にはそういったサイトでホスティングされていたバイバリーパッケージからマルウェアが検出された経緯もあります。ダウンロードする際には、必ず公式サイトから入手される事をお勧めし致します(前記に記した過去の経緯は、開発元のFileZilla Projectには何の非もありません)。