「VMware Fusion 11.5.2」リリース、macOSゲストとの互換性を改善

投稿者 | 2020-03-15

リモート仮想マシンにおける、キーボード、マウス入力の問題等も修正

Dell TechnologiesグループのVMwareより米国時間2020年3月12日、macOS(OS X)ベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」のアップデートリリースに相当する「VMware Fusion 11.5.2 Build 15794494」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータ(「VMware Fusion」>「Check for Updates…(更新の確認…)」)を通じて、日本語含む複数言語リソースを包含する マルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg 約544.00MB)。

Ver. 11.5を対象としたメンテナンスアップデートとして位置付けられている当版では、全般的な安定性改善、パフォーマンス改善、バグフィックス、セキュリティアップデート等が行われており、前版(「11.5.1 Build 15018442」)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

  • ゲストOS拡張機能「VMware Tools」を「OS X Mavericks(OS X 10.9)」「OS X Yosemite(OS X 10.10)」「OS X El Capitan(OS X 10.11)」「macOS Sierra 10.12」にインストールした後に、仮想マシンにおいてカーネルエクステンションが起動せず、「VMware Tools」の機能が制限されていた問題を修正
  • VMware Fusionが最初に接続を確立した後に、VMware ESXi、或いはvCenter Serverにおけるリモート仮想マシンとのキーボードおよびマウスの相互作用は適切に機能する。しかしながら、暫くの間アイドル状態が続いた後に、リモート仮想マシンが キーボード、及びマウスの入力に応答しなかった問題を修正
  • vmnet-dhcpdにおけるUAF(Use After Free、UAF)の脆弱性を修正(The Common Vulnerabilities and Exposures project(cve.mitre.org)は「CVE-2020-3947」、VMwareセキュリティアドバイザリは「VMSA-2020-0004(Critical)」の共通脆弱性識別子を各々割り当て)
  • Cortado ThinPrintにおいて、ローカル権限の昇格が引き起こされ得た脆弱性を修正(The Common Vulnerabilities and Exposures project(cve.mitre.org)は「CVE-2020-3948」、VMwareセキュリティアドバイザリは「VMSA-2020-0004(Critical)」の共通脆弱性識別子を各々割り当て)

当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピュータ、ホストOSは「macOS High Sierra 10.13」以降(「macOS Catalina 10.15」を含む)となっています。Ver. 11.1にてサポートされていた「macOS Sierra 10.12」は 対象外となりますので御注意下さい(ゲストOSとしてのOS X(macOS)のサポートも「10.13」〜「10.15」となります)。また、既知の問題点を含む その他の詳細が、リリースノート、VMTN(VMware Technology Network)等を通じて確認可能となっています。

「VMware Workstation 15.5.2」について

その他にもVMwareからは、同日付にて Windows/Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation Pro」のメンテナンスアップデートに相当する「VMware Workstation 15.5.2 Pro Build 15785246」「VMware Workstation 15.5.2 Player Build 15785246」もリリースされており、同版では「VMware Fusion 11.5.1 Build 15018442」と同様のセキュリティ関連の修正等が行われています。



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