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「Linux Kernel 4.8」「Unity 8」等を採用し、Ubuntu GNOME等の公式フレーバーも
Canonical支援のUbuntu Foundationより英国時間2016年10月13日、Linuxディストリビューション「Ubuntu」の最新レギュラーリリースに相当する「Ubuntu 16.10(Yakkety Yak、GA版)」がリリースされ、現在Ubuntu Foundationによる公式ダウンロードページを通じて、x86-64(AMD64)を対象としたisoイメージが入手可能となっています(iso 約1.5GB。Intel x86(i386)版は、FTPサイトから入手可能。インストールCDが、そのままLive CDとして利用可能となっています)。
コードネーム「Yakkety Yak」として、英国時間6月30日よりテストリリースが開始されていた当版では、Linuxカーネルとして「Linux Kernel 4.8」、X.Org Serverとして「X.Org Server 1.18.4」が実装されている他、デフォルトのデスクトップインターフェイスとして「Unity 8(プレビュー版)」、ファイルマネージャとして「Nautilus 3.20」、WebブラウザとしてMozilla Foundationによる「Firefox 49.0」、メールクライアントとして「Thunderbird 45.3.0」、オフィススイートとしてThe Document Foundationによる「LibreOffice 5.2.2」が各々採用されています。また、デスクトップ環境、パッケージ構成等の異なる公式フレーバーとして、「Ubuntu GNOME 16.10(GNOME 3)」「Kubuntu 16.10(KDE)」「Xubuntu 16.10(Xfce)」「Lubuntu 16.10(LXQt) 」「Ubuntu MATE 16.10(MATE)」等も併せてリリースされています(「Unity」では、メニュー関連のインターフェイスにmacOSライクなグローバルメニューが導入されています)。
通常版としてリリースされている当版では、2017年7月までの9ヶ月間のサポート期間が設けられており、Ubuntu Japanese Teamからは、ライブ環境での日本語サポート、及び同チームによる追加パッケージ等を含む「Ubuntu 16.10 日本語 Remix」のリリースも予定されています。
↑「Ubuntu 16.10(Yakkety Yak、ゲストOS)」on「Parallels Desktop 12 for Mac(12.0.2 Build 41353)」on「macOS Sierra 10.12.1(ホストOS)」
「Ubuntu 16.10 日本語 Remix」リリース(2016年11月4日に追記)
Ubuntu Japanese Teamより、「Ubuntu 16.10 日本語 Remix(amd64)」が、日本時間2016年11月4日付にてリリースされました。また、2017年4月にリリース予定とされる「Ubuntu 17.04」のコードネームには「Zesty Zapus」が予定されています。