「VMware Workstation 16(16.0.0)」リリース、「Project Nautilus」をサポート

投稿者 | 2020-10-10

Dell TechnologiesグループのVMwareより米国時間2020年9月14日、Windows/Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation」のアップグレードリリースに相当する「VMware Workstation 16.0.0 Pro Build 16894299(GA版)」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページを通じて、Windows、Linuxを対象とした、日本語含む複数言語リソースを包含する マルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(Windows版(.exe)約619.26MB、Linux 64bit版(.bundle)約494.71MB。Ver. 14以降からは、アップデートライセンスにて更新可能となっています)。

「DirectX 11」「OpenGL 4.1」もサポート

定期的にリリースされていたTech Previewチャンネルの成果がStableチャンネルにマージされ、米国時間2020年8月20日付のプレスリリース、VMware Workstation Zealot(公式ブログ)を通じて機能概要等がアナウンスされていた当版では、一連のテストリリースを通じた主な特徴として、以下の項目等が示されています(「15.5.1 Build 15018445」からの主な変更点となります)。

  • 「Project Nautilus」と称される、ネイティブなコンテナランタイムを新たにサポートし、アプリケーションの開発者等に向けて、PodVM、Native Pod(コンテナ)を実行するためのビルトインのコマンドラインインターフェイス「vctl」を提供
  • Minikube、及びdocker-machine-driver-vmwareを通じて、ローカルKubernetesクラスタをサポート
  • サポート対象オペレーティングシステムの追加。新たに「RHEL 8.2(Red Hat Enterprise Linux 8.2)」「CentOS 8.2」「Fedora 32」「Debian 10.5(buster)」「SLE 15 SP 2(SUSE Linux Enterprise 15 Service Pack 2)」「FreeBSD 11.4」「VMware vSphere 7.0(VMware ESXi 7.0)」」をゲストOSとしてサポート。プリコンパイルされたカーネルモジュールを伴う ゲストOS拡張機能「VMware Tools」が同梱され、自動インストール機能「Linux Easy Install(Linux簡易インストール)」オプション、共有フォルダー、ダイナミックレゾリューション等の諸機能を利用可能に
  • 3Dグラフィックスを含むグラフィックス関連の改善。ゲストOSにおいて「DirectX 11(Direct3D 11)」「OpenGL 4.1」を伴う3Dグラフィックスを実行可能に。Windowsホストにおけるハードウェア要件は、「DirectX 11(Direct3D 11)」をサポートするGPU、Linuxホストにおけるハードウェア要件は、NVIDIA GPU。ホストOS(64bit)は「Windows 8」以降、「OpenGL 4.5」以降をサポートするNVIDIAドライバを伴うGNU/Linux。ゲストOSは「Windows 7」以降、「vmwgfx」を伴うGNU/Linux
  • Linuxワークステーションを対象として、Khronos Groupによって策定された 次世代のグラフィックスAPI「Vulkan」レンダリングをサポート。 同レンダラによって、Linux(ゲストOS)は Intel GPUを利用して、「DirectX 10.1(Direct3D 10.1)」「OpenGL 3.3」を伴う3Dグラフィックスを実行可能に(最新のIntel/Vulkanドライバを伴うLinux(ホストOS)が必要。グラフィックスライブラリ「Mesa 20.1」以降を推奨)
  • サンドボックス化されたグラフィックス。vmxからグラフィックスレンダリングを削除し、それを個別のサンドボックスプロセスとして実行する事によって、仮想マシンのセキュリティーを強化
  • Virtual xHCI(Virtual eXtensible Host Controller Interface)コントローラーを「USB 3.0 SuperSpeed」から「USB 3.1」に変更し、仮想マシンにおいて「USB 3.1 SuperSpeed Plus(最大10Gbps)」をサポート
  • 仮想マシンにおいて、最大32コアの「Virtual SMP(Virtual Symmetric Multiprocessing、仮想対称型マルチプロセッシング)」に対応(仮想マシンを32コアで実行する場合には、ゲストOS、ホストOSの双方が 32基の論理プロセッサに対応している必要がある)
  • 仮想マシン毎に、最大128GBのRAM容量、8GBの共有グラフィックスメモリを割り当て可能に
  • ユーザーインターフェイス関連の改善。ユーザーエクスペリエンスを最適化すべくして、ダークモードをサポート(ホストOSとして「Windows 10 October 2018 Update(Build 1809)」以降が必要)
  • プライベートクラウドプラットフォーム「VMware vSphere 7.0」をサポート(「vSphere 7.0」への接続、ローカル仮想マシンのアップロード、「vSphere 7.0」において実行されているリモート仮想マシンの ローカルデスクトップへのダウンロード)
  • And many others…

その他にもVMwareからは、同日付にてデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation Player(旧VMware Player)」のアップグレードリリースに相当する「VMware Workstation 16.0.0 Player Build 16894299」もリリースされています。



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