「VirtualBox 6.0 Beta 1」リリース、GUIを刷新

投稿者: | 2018-11-04

Oracle Cloud Infrastructureとの統合も

Oracle Corporationより米国時間2018年10月22日、開発過程にある次世代デスクトップ仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox 6.0」の最新プレビュー版に相当する「Oracle VM VirtualBox 6.0.0 Beta 1 Build 125994(VirtualBox 6.0.0 Test Release 1)」がリリースされ、現在コミュニティサイトを通じて、OS X、Windows、Linux、Solarisを対象としたバイナリパッケージ、ソースコード、SDK(Software Development Kit)、及びPUEL(VirtualBox Personal Use and Evaluation License)に準拠したエクステンションパック(Oracle VM VirtualBox Extension Pack)が入手可能となっています(Mac OS X版 dmg 約131.0MB。バイナリとソースコードには、ライセンスとしてGPLv2(GNU General Public License Version 2)が適用されています)。

次世代版のテスト、評価等を主目的としたプレビュー版として位置付けられている当版では、機能の追加、パフォーマンス改善等が行われており、主な特徴として、以下の項目等が示されています(「5.2.20 Build 125813」からの主な変更点となります)。

  • OCI(Oracle Cloud Infrastructure)との統合。OCIに対して仮想マシンをエクスポート可能に
  • ユーザインターフェイス関連の改善。GUIクライアント(Oracle VM VirtualBox Manager(Oracle VM VirtualBoxマネージャ))のUIをオーバーホール(ツールバーに配置された「Tools」ボタンを通じて、メインパネルを「Welcome(初期画面)」「Media(仮想ディスクの管理)」「Network(仮想ネットワークの管理)」「Cloud(クラウドプロファイルの管理)」の各カテゴリへ切り替え可能に。ツールバーもメインパネルへ移動し、カテゴリに応じたコマンドをコンテキストに表示)
    VirtualBox Manager 6.0
    ↑再デザインされたOracle VM VirtualBox Manager。ツールバーに配置された「Tools」ボタンを通じて、各カテゴリへ切り替え可能
  • オーディオ関連の改善。仮想マシンの実行時に、VRDEオーディオドライバをアタッチ、或いはデタッチ可能に
  • ゲストOSの制御に向けて、種々の新たなAPI、及び機能を実装(詳細は、SDKドキュメントを参照)
  • ネットワーク関連の改善。virtio PCIデバイスのバスマスタリングを有効化する事ができない古いゲストOSを対象として、問題回避機能を追加
  • And many others…

当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピュータ、ホストOSは「OS X Yosemite(OS X 10.10)」以降(「macOS High Sierra 10.13」を含む)となっています。ゲストOSとしてのOS X(macOS)をインストールする事も可能となっていますが、サポート対象外となりますので御注意下さい(ゲストOS拡張機能「Guest Additions」も用意されていません)。また、既知の問題点を含むその他の詳細が、ユーザマニュアル、及びサポートフォーラム等を通じて確認可能となっています。

尚、「6.0.0 Beta 1 Build 125994」の時点において、「macOS Mojave 10.14」は ホストOSとして正式にサポートされていませんが、インストールして試用する事は可能となっています。

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