「VirtualBox 5.2.12」リリース

投稿者: | 2018-05-23

「RHEL 7.5」との互換性改善等

Oracle Corporationより米国時間2018年5月9日、マルチプラットフォームに対応したオープンソースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox」のアップデートリリースに相当する「Oracle VM VirtualBox 5.2.12 Build 122591(VirtualBox 5.2 Maintenance Release 12)」がリリースされ、現在コミュニティサイト、及びOracleによる公式ダウンロードページを通じて、OS X、Windows、Linux、Solarisを対象としたバイナリパッケージ、ソースコード、SDK(Software Development Kit)、及びPUEL(VirtualBox Personal Use and Evaluation License)に準拠したエクステンションパック(Oracle VM VirtualBox Extension Pack)が入手可能となっています(Mac OS X版 dmg 約91.2MB。バイナリとソースコードには、ライセンスとしてGPLv2(GNU General Public License Version 2)が適用されています)。

Ver. 5.2を対象としたメンテナンスアップデートとして位置付けられている当版では、バグフィックス、パフォーマンス改善等が行われており、前版(「5.2.10 Build 122088」)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

  • シリアル関連の改善。一部特定状況下にてデータを送信した場合に、データ破壊が発生し得た問題を修正
  • ビデオ録画関連の改善。一部特定状況下にて発生し得た、レコーディングの開始、停止に関連した問題を修正
  • 「Linux Kernel 4.17」に対するサポートを改善(Larry Finger氏による貢献)
  • 「Linux Kernel 4.16」及び「RHEL 7.5(Red Hat Enterprise Linux 7.5)」に対するサポートを改善。「RHEL 7.5(ゲストOS)」にて、ゲストOS拡張機能「Guest Additions」を適切にコンパイルする事ができなかった問題、「Fedora 28(Kernel 4.16.1、ゲストOS)」にて、「Guest Additions」を適切にビルドする事ができなかった問題等を修正
  • 比較的新しい版のLinuxゲスト(例えば「Ubuntu 17.10(Artful Aardvark)」等)を対象として、3Dグラフィックスのサポートを改善

その他にもOracleからは、同日付にて旧版(Ver. 5.1)を対象としたアップデートリリースに相当する「Oracle VM VirtualBox 5.1.38 Build 122592(VirtualBox 5.1 Maintenance Release 38)」もリリースされ、「5.2.12 Build 122591」と同様の「Linux Kernel 4.17」に対するサポートの改善等が行われています。

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