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「Capture Area」「Record Area」に向けた機能改善等
Parallels International GmbHより米国時間2019年9月3日、macOS(OS X)ベースのユーティリティパッケージ「Parallels Toolbox for Mac」のアップデートリリースに相当する「Parallels Toolbox 3 for Mac 3.6.0 Build 2591」がリリースされ、現在Parallelsによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータ(Toolboxメニュー>「Check for Updates…(更新をチェック…)」)を通じてを通じて、日本語含む複数言語リソースを包含する マルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg 約47.7MB)。
「Parallels Desktop 15 for Mac」にも同梱されている当版では、、全般的な安定性改善、パフォーマンス改善、バグフィックス、セキュリティアップデート等が行われており、前版(「3.5.0 Build 2481」)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。
「Capture Area(エリアのキャプチャ)」「Record Area(選択エリアの録画)」の改善
- 十字線に隣接された座標、および十字線に追加された軸線にて、より精密な選択性を提供
- 初期選択の実行時、或いは選択の調整時に表示される拡大鏡を追加
- 選択したエリアを、クリックからホールドにて移動させる事が可能に
その他のツールの改善
- 「Download Video」「Download Audio」において、ダウンロードスピードを大幅に改善
- トライアル、及びライセンスの有効期限を明示する時の挙動を、より明確なメッセージで簡素化すべくした改善を適用
- 試用期間が終了した後にも、スクリーンショット関連の全てのツール (「Take Screenshots」>「Capture Area」「Capture Screen」「Capture Window」「Screenshot Page」) が、そのまま使用可能に
- クラッシュの要因を含む、幾つかのバグを修正
当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピュータ(Mac)、ホストOSは「OS X Yosemite(OS X 10.10.5)」以降(「macOS Mojave 10.14」を含む)となっています。
「Parallels Toolbox 3.6.0 for Windows」について
その他にもParallelsからは、同日付にて Windowsベースのユーティリティパッケージ「Parallels Toolbox for Windows」のアップデートリリースに相当する「Parallels Toolbox 3.5.0 for Windows Build 1916」もリリースされており、同版では コンテキストメニューを使用して、「Take Screenshots」「Record Screen」を遅延して起動させる事が可能となった他、「Convert Video」に向けた、別の出力ファイルフォーマットを選択するためのオプションの追加等が行われています。