「Parallels Desktop 26.3.0」リリース、「Get Windows 11」から「Windows 11 25H2」を入手可能に

AlludoグループのParallels International GmbHより米国時間2026年3月25日、macOSベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」のアップデートリリースに相当する「Parallels Desktop 26 for Mac 26.3.0 Build 57398(Parallels Desktop 26 Update 3 Hotfix 0)」がリリースされ、Parallelsによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデーター(「Parallels Desktop」>「Check for Updates…(更新をチェック…)」)を通じて、日本語含む12言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリーパッケージが入手可能となっています。

「macOS Tahoe(macOS 26.1)」に対する「Parallels Tools」のインストールにも対応<

「Parallels Desktop 26 for Mac」を対象としたアップデートリリースとして位置付けられている「Parallels Desktop 26.3.0」では、機能の追加、全般的な安定性改善、パフォーマンス改善、バグフィックス、セキュリティアップデート等が行われており、「Parallels Desktop 26.2.2」からの主な変更点として以下の項目等が示されています。

全般的な改善

  • 「Installation Assistant(インストールアシスタント)」が「Windows 11(ゲストOS)」の新規セットアップの終盤で停止し、インストールプロセスが完了しないケースが確認されていた問題を修正
  • ライセンスの更新直後に、誤ってライセンス有効期限切れの警告が表示されたいた問題を修正
  • コマンドラインユーティリティ「prlctl」における機能性の拡張。「prlctl -i」コマンドが、仮想マシンのIPアドレス、ネットワークスロットリングの状態(有効化されているか否か)、及び仮想マシンが別のマシンのクローンであるかどうか等、より有用な情報を返すための機能を追加

Windows(ゲストOS)関連の改善

  • Microsoftによる「Get Windows 11(Windows 11を入手)」から入手可能なデフォルトの「Windows 11(ゲストOS)」イメージを最新のビルド「25H2」に更新
  • 「Windows 11(ゲストOS)」のインストールプロセスが途中で停止し、完了しないケースが確認されていた問題を修正
  • ゲストOSをCoherence(コヒーレンス)モードにて実行している場合に、「Microsoft Excel」におけるドロップダウンメニューが開かなかった問題を修正
  • 「Microsoft Exchange」のEメールアカウントを追加した後に、「Microsoft Outlook(Classic)」がクラッシュしていた問題を修正
  • 「Windows 11(ゲストOS)」にインストールした「Git Bash」が適切に起動しなかった問題を修正
  • ライブラリーパッケージ「MSYS2」のインストーラーがクラッシュし、Windows 11(ゲストOS)」へのインストールを完了する事ができなかった問題を修正
  • グラフィックス処理の負荷の高いアプリケーションやゲームを実行すると、仮想マシンの応答がなくなり、「Parallels Desktop」が完全にフリーズするが確認されていた問題を修正(この場合には、復旧させるためにホストコンピューター(Mac)を完全に再起動する必要が生じていた)
  • Windows(ゲストOS)デスクトップウインドウマネージャーの不安定性に因して、Windows(ゲストOS)がクラッシュしたり、画面表示にに不具合が発生可能性するケースが確認されていた問題を修正
  • Coherence(コヒーレンス)モードでの実行時に、ゲストOSのウインドウがが誤った順序で表示され得た問題を修正(例えば、常に最前面に表示されるように設定されたウインドウが、他のウインドウに隠れてしまうような事があった)

Linux(ゲストOS)関連の改善

  • Apple siliconホストのLinux(ゲストOS)において実行されるx86アプリケーションが不安定な動作を示し、正常な動作に復元するために、仮想マシンを頻繁に再起動する必要があった問題を修正
  • Linux仮想マシンがネットワークモード(共有ネットワーク、ブリッジネットワーク)を切り替えた後、或いはまネットワークアダプターを切断して再接続した後に、インターネット接続を喪失するケースが確認されていた問題を修正(以前は、接続を復元するために仮想マシンを再起動する必要があった)

macOS(ゲストOS)関連の改善

  • 「macOS Tahoe(macOS 26.1)」に対して、ゲストOS拡張機能「Parallels Tools for macOS」をインストールする事ができなかった問題を修正
  • プライマリーOS(ホストOS)を「macOS Tahoe(macOS 26)」にアップデートした後に、macOS(ゲストOS)が適切に起動しなかった問題を修正
  • 暗号化された「macOS Ventura(macOS 13、ゲストOS)」が、同じく「macOS Ventura(macOS 13)」をホストOSとして実行しているシステムにおいてスタートアップスクリーン(起動画面)でフリーズし、起動に失敗していた問題を修正
  • コマンドラインユーティリティ「prlctl list」コマンドの出力フォルダーに、ホームフォルダーが含まれていなかった問題を修正

「Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition」に向けた改善

  • SSOサインインウインドウに表示されるテキストを管理者によってカスタマイズ可能に。例えば、企業のメールアドレスの特定のフォーマットでユーザーにサインインするように指示する事が可能となった
  • 宣言型の仮想マシンデプロイメントモードに影響を与えていた幾つかの問題を修正
  • 関連付けられたParallels仮想マシンが削除された後も、Parallelsフォルダ内にISOファイルを含む一時フォルダが残っていた問題を修正し、このフォルダーが自動的にクリーンナップされるようになった

システム要件について

「Parallels Desktop 26 for Mac」におけるシステム要件は、64bitプロセッサーを搭載したApple製コンピューター(Intel、Apple silicon)、ホストOSは「macOS Ventura(macOS 13)」「macOS Sonoma(macOS 14)」「macOS Sequoia(macOS 15)」「macOS Tahoe(macOS 26)」となっています(ゲストOSとしてのMac OS X(macOS)のサポートは「OS X Mavericks(OS X 10.9)」〜「macOS Tahoe(macOS 26)」となります)。また、既知の問題点を含むその他の詳細が、リリースノート、PTN(Parallels Technology Network)等を通じて確認可能となっています。