「VMware Workstation 12.5.6」リリース、「Creators Update」をサポート

「Windows 10 Creators Update」を、ゲスト、ホスト共に正式にサポート

Dell TechnologiesグループのVMwareより米国時間2017年5月18日、Windows/Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation」のアップデートリリースに相当する「VMware Workstation 12.5.6 Pro Build 5528349」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータ(「Help(ヘルプ)」>「Software Updates(ソフトウェアの更新を今すぐ確認)」)を通じて、Windows、Linuxを対象とした、日本語含む複数言語リソースを包含する マルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(Windows版(exe)約405MB、Linux 64bit版(bundle)約455MB)。

Ver. 12.5を対象としたアップデートリリースとして位置付けられている当版では、Microsoftによるデスクトップオペレーティングシステム「Windows 10 Creators Update(version 1703)」を ゲストOS、ホストOSとしてサポートした他、種々のバグフィックス、セキュリティアップデート等が行われています。

尚、「Creators Update」の対応に関しては、これまでにもマーケティングマネージャのMichael Roy氏等が様々な形で現状報告等を重ねきましたが、この度リリースされた「12.5.6 Pro Build 5528349」以降において公式なサポート対象となります。

その他にもVMwareからは、同日付にてデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation Player(旧VMware Player)」のアップデートリリースに相当する「VMware Workstation 12.5.6 Player Build 5528349」もリリースされています。

尚、ホステッドUIチームを統括するマネジメントグループからは、2017年にデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation(for Windows Linux)」「VMware Fusion(for macOS(OS X))」において、新たなリリースを行う事で合意した旨が伝えられています(現時点で正式なバージョンナンバーまでは言及されていませんが、2016年にアップデート相当のVer. 12.5、Ver. 8.5を各々リリースしている事から、2017年はアップグレードリリースに相当する「VMware Workstation 13」「VMware Fusion 9」がリリースされると予想されます)。

「VMware Workstation 14」について(2017年8月23日に追記)

当エントリにて採り上げました 2017年にリリース予定とされる新たな版は、Ver. 14としてリリースされると発表されました(正式リリースは、10月上旬を予定しているとの事です)。