「VMware Workstation 12.5.3 Pro」リリース

投稿者: | 2017-03-19

「Ubuntu 16.10(Yakkety Yak)」との互換性改善等を含む、メンテナンスアップデート

Dell TechnologiesグループのVMwareより米国時間2017年3月9日、Windows/Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation」のアップデートリリースに相当する「VMware Workstation 12.5.3 Pro Build 5115892」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータ(「Help(ヘルプ)」>「Software Updates(ソフトウェアの更新を今すぐ確認)」)を通じて、Windows、Linuxを対象とした、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(Windows版(exe)約400MB、Linux 64bit版(bundle)約455MB)。

Ver. 12.5を対象としたメンテナンスアップデートとして位置付けられている当版では、バグフィックス、セキュリティアップデート、及びパフォーマンス改善等が行われており、前版(12.5.2 Build 4638234)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

  • 「Linux Kernel 4.9.0」を伴う Linuxプラットフォーム(ホストOS)において「VMware Workstation Pro」を起動しようとした場合に、仮想マシンモニタ(vmmon)、及び仮想ネットワークデバイス(vmnet)モジュールがビルドに失敗し、エラーメッセージ(Unable to start services(サービスを起動できません))のダイアログボックスが表示され、起動に失敗していた問題を修正
  • GUIクライアントがクラッシュして、エラーメッセージ(VMWare Workstation unrecoverable error: (vmui) Exception 0xc000005 (access violation) has occurred(VMware Workstationで回復不能なエラーが発生しました:(vmui)例外 0xc000005(アクセス違反)が発生しました))が表示されるケースが確認されていた問題を修正
  • USB仕様に準拠しないUSBデバイス(「Broadcom 5880」スマートカードリーダ等)を、USBパススルーモードの仮想マシン(Windows 10、Windows 7(何れもゲストOS))に対してパススルーしようとした場合に、ゲストOSのCPU使用率が最大レベルまで増加し、ゲストOSが使用不能になるケースが確認されていた問題を修正
  • パラレルポートを物理パラレルポートに、マップしようとした場合に、仮想マシンにおいてパラレルポートを使用する事ができなかった問題を修正。「VM(仮想マシン)」>「Settings(設定)」を選択した時に、リストされる接続されているパラレルポートによって、エラー(Cannot open VMparport drivr for LPT1: the system cannot find the file specified…(LPT1のVMparportドライバを開くことができません:指定したファイルが見つかりません))が引き起こされていた問題を修正
  • 仮想マシンに対してActive Brailleデバイスを接続するために、「VM(仮想マシン)」>「Removable Devices(取外し可能デバイス)」を選択した場合に、(接続が)失敗し、メッセージログに「driver error(ドライバエラー)」メッセージが表示されていた問題を修正(この場合に、ゲスト0Sには デバイスの記録は表示されない)
  • ゲストOSにおいてアクティブFTPを実行した場合に、「vmnat.exe」プロセスが ホストOSにおいて新たなTCPポートを消費していた問題を修正。同プロセスは、FTPセッションを閉じた場合においても、当該TCPポートをリリースしなかった
  • ホストOSにおけるデフォルトプリンタ、及び構成されている全てのプリンタを ゲストOSにおいて自動的にピックアップ可能なドライバレスプリンティング(プリンタ共有、ThinPrint)機能が、ゲストOS拡張機能「VMware Tools 10.0.10(for Windows)」がインストールされた「Windows XP(ゲストOS)」において適切に動作しなかった問題を修正(「VMware Tools 10.0.10」がインストールされた「Windows XP(ゲストOS)」を使用した場合に、ThinPrintテクノロジを通じてゲストOSに対してマップされる筈のホストOSプリンタが(ゲストOSにおいて)表示されなかった)。この問題は「VMware Tools 10.0.12」を新規にクリーンインストールする事によって解決する。Ver. 10.0.10からVer. 10.0.12にアップデートインストールしても解決しないので注意が必要
  • 「Ubuntu 16.10(Yakkety Yak、ゲストOS)」にゲストOS拡張機能「VMware Tools」をインストールした後に、VMware Toolsサービスが(ゲストOSにおいて)起動しなかった問題(同サービスによって提供されるはずの諸機能(共有フォルダ等)を利用する事ができなかった問題)を修正
  • 「RHEL 7.3(Red Hat Enterprise Linux 7.3、ゲストOS)」に対して共有フォルダを追加(或いは有効化)した後に、仮想マシンの「/mnt/hgfs」ディレクトリにおいて 追加された共有フォルダを利用する事ができなかった問題を修正

その他にもVMwareからは、同日付にてデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation Player(旧VMware Player)」のアップデートリリースに相当する「VMware Workstation 12.5.3 Player Build 5115892」もリリースされています。



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