「VMware Fusion 8.5.9」リリース

セキュリティ関連の修正を含む メンテナンスアップデート

現行GA版においては、米国時間2017年9月28日付にて「10.0.1 Build 6754183」もリリースされていますが、今回は 旧版(Ver. 8.5)を対象とした更新情報となります。Dell TechnologiesグループのVMwareより米国時間2017年11月17日、macOS(OS X)ベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」のメンテナンスアップデートに相当する「VMware Fusion 8.5.9 Build 7098239」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータ(「VMware Fusion」>「Check for Updates…(更新の確認…)」)を通じて、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg 約467.18MB)。

Ver. 8.5を対象としたメンテナンスアップデートとして位置付けられている当版では、バグフィックス、セキュリティアップデートが行われており、脆弱生の修正に伴い、OpenSSLライブラリが Ver. 1.0.2l(OpenSSL 1.0.2l)にアップデートされています。

尚、当版で修正された脆弱生は、現行GA版に相当する「VMware Fusion 10.0.1 Build 6754183」では、影響を受けないと伝えられています。

「VMware Workstation 12.5.8」について

その他にもVMwareからは、同日付にて Windows/Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation Pro」のメンテナンスアップデートに相当する「VMware Workstation 12.5.8 Pro Build 7098237」もリリースされており、同版では バグフィックス、セキュリティアップデートの他に、サポート対象のホストOSとして「RHEL 7.4(Red Hat Enterprise Linux 7.4)」「Oracle Linux 7.3」が追加されています(修正された脆弱生は「VMware Fusion」と同様に、現行GA版に相当する「VMware Workstation 14.0.0 Pro Build 6661328」では、影響を受けないと伝えられています)。