「VMware Fusion 8.5.4」リリース、vmrunの改善 etc…

投稿者: | 2017-03-13

vmrun、プリンタ共有関連の修正等を含む メンテナンスアップデート

Dell TechnologiesグループのVMwareより米国時間2017年3月9日、macOS(OS X)ベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」のアップデートリリースに相当する「VMware Fusion 8.5.4 Build 5115894」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータ(「VMware Fusion」>「Check for Updates…(更新の確認…)」)を通じて、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg 約467.1MB)。

Ver. 8.5を対象としたメンテナンスアップデートとして位置付けられている当版では、バグフィックス、セキュリティアップデート、及びパフォーマンス改善等が行われており、前版(「8.5.3 Build 4696910」)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

  • コマンドラインユーティリティ「vmrun」関連の改善。macOS(ゲストOS)において幾つかのオペレーションを実行するために「vmrun runProgramInGuest/copyFileFromHostToGuest/listProcessesInGuest」等のコマンドを使用した場合に、エラー(Error: Authentication failure or insufficient permissions in guest operating system)を伴い失敗していた問題を修正(以降に同じコマンドを実行した場合には、別のエラーメッセージ(Error: Invalid user name or password for the guest OS)が発生していた)
  • 「RHEL 7.3(Red Hat Enterprise Linux 7.3、ゲストOS)」に対して共有フォルダを追加(或いは有効化)した後に、仮想マシンの「/mnt/hgfs」ディレクトリにおいて 追加された共有フォルダを利用する事ができなかった問題を修正
  • ゲストOSにおいてアクティブFTPを実行した場合に、「vmnat.exe」プロセスが ホストOSにおいて新たなTCPポートを消費していた問題を修正。同プロセスは、FTPセッションを閉じた場合においても、当該TCPポートをリリースしなかった
  • ホストOSにおけるデフォルトプリンタ、及び構成されている全てのプリンタを ゲストOSにおいて自動的にピックアップ可能なドライバレスプリンティング(プリンタ共有、ThinPrint)機能が、ゲストOS拡張機能「VMware Tools 10.0.10(for Windows)」がインストールされた「Windows XP(ゲストOS)」において適切に動作しなかった問題を修正(「VMware Tools 10.0.10」がインストールされた「Windows XP(ゲストOS)」を使用した場合に、ThinPrintテクノロジを通じてゲストOSに対してマップされる筈のホストOSプリンタが(ゲストOSにおいて)表示されなかった)。この問題は「VMware Tools 10.0.12」を新規にクリーンインストールする事によって解決する。Ver. 10.0.10からVer. 10.0.12にアップデートインストールしても解決しないので注意が必要

当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピュータ、ホストOSは「OS X Mavericks(OS X 10.9)」以降(「macOS Sierra 10.12」を含む)となっています。Ver. 7.0にてサポートされていた「OS X Mountain Lion(OS X 10.8.5)」は対象外となりますので御注意下さい(ゲストOSとしてのOS X(macOS)のサポートも「10.9」〜「10.12」となります)。また、既知の問題点を含むその他の詳細が、リリースノート、及びVMware Communities等を通じて確認可能となっています。

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