「VMware Fusion 8.5.3」リリース

「macOS Sierra」との互換性を改善

Dell TechnologiesグループのVMwareより米国時間2016年11月29日、macOS(OS X)ベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」のアップデートリリースに相当する「VMware Fusion 8.5.3 Build 4696910」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータ(「VMware Fusion」>「Check for Updates…(更新の確認…)」)を通じて、日本語含む複数言語リソースを包含する マルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg 約368MB)。

Ver. 8.5を対象としたメンテナンスアップデートとして位置付けられている当版では、Appleによるデスクトップオペレーティングシステム「macOS Sierra 10.12(ホストOS)」の一部特定構成上において発生し得た、幾つかのクリティカルな安定性関連の問題(エラーメッセージ(internal error))が発生し、GUIクライアント(VMware Fusion.app)が予期せず終了し得た問題)の修正が行われています。

当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピュータ、ホストOSは「OS X Mavericks(OS X 10.9)」以降(「macOS Sierra 10.12」を含む)となっています。Ver. 7.0にてサポートされていた「OS X Mountain Lion(OS X 10.8.5)」は、対象外となりますので御注意下さい(ゲストOSとしてのOS X(macOS)のサポートも「10.9」〜「10.12」となります)。また、既知の問題点を含む その他の詳細が、リリースノート、VMTN(VMware Technology Network)等を通じて確認可能となっています。