「VMware Fusion 8.5.1」リリース、「macOS Sierra」との互換性を改善 etc…

投稿者: | 2016-10-29

「macOS Sierra」との互換性改善等を含む メンテナンスアップデート

Dell TechnologiesグループのVMwareより米国時間2016年10月27日、Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」のアップデートリリースに相当する「VMware Fusion 8.5.1 Build 4543325」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータを通じて、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg 約368MB)。

Ver. 8.5を対象としたメンテナンスアップデートとして位置付けられている当版では、バグフィックス、セキュリティアップデート、及びパフォーマンス改善等が行われており、前版(「8.5.0 Build 4352717」)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

  • Appleによるデスクトップオペレーティングシステム「macOS Sierra 10.12(ホストOS)」で 複数の外部モニタが接続された環境において、「View(表示)」>「Use All Displays in Full Screen(フルスクリーンモードで全てのディスプレイを使用する)」オプションが選択された状態で仮想マシン(vmwarevm)をフルスクリーンモードに移行した場合に、仮想マシンが一つのモニタに対してのみフルスクリーン表示を行い、全てのモニタにおいて分割されたフルスクリーンスペースを使用する代わりに、タブとして全ての仮想ディスプレイがマージされていた。その後にシングルウインドウモードに戻った場合に、不要なブラックスペースが残り、GUIクライアント(VMware Fusion.app)のメニューバーが自動的に隠されていた問題を修正
  • ファームウェアインターフェイスとして、BIOS(Basic Input Output System)の代わりにEFI(Extensible Firmware Interface)を使用する仮想マシンをパワーオンした場合に、当該仮想マシンがクラッシュするケースが確認されていた問題を修正
  • Microsoftによるデスクトップオペレーティングシステム「Windows 10(ゲストOS)」を「Unity(ユニティ)」モードで動作させた状態で一部特定のアプリケーションを使用した場合に、GUIクライアントが予期せず終了するケースが確認されていた問題を修正
  • 「macOS Sierra 10.12(ホストOS)」において、動作中のゲストOSのコンソールウインドウ内にマウスポインタを移動した場合に、仮想マシンウインドウにおけるタブバーがブランク表示になり、「Window(ウインドウ)」>「Merge All Windows(全てのウインドウを統合)」メニューが無効化されるケースが確認されていた問題を修正。この問題は、当該仮想マシンにゲストOS拡張機能「VMware Tools」がインストールされていないか、或いはインストールされていても、Toolsサービスが起動していない状態で発生し得た

当版には、macOS(Mac OS X)ゲストOSに向けた「VMware Tools」に指摘されていたセキュリティ脆弱生「VMSA-2016-0017(CVE-2016-5328、CVE-2016-5329)」の修正は含まれておりません。別途にリリースされている修正版「VMware Tools 10.1.0」をインストールして適用する必要があります。

当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピュータ、ホストOSは「OS X Mavericks(OS X 10.9)」以降(「macOS Sierra 10.12」を含む)となっています。Ver. 7.0にてサポートされていた「OS X Mountain Lion(OS X 10.8.5)」は対象外となりますので御注意下さい(ゲストOSとしてのOS X(macOS)のサポートも「10.9」〜「10.12」となります)。また、既知の問題点を含むその他の詳細が、リリースノート、及びVMware Communities等を通じて確認可能となっています。