「VirtualBox 5.1.20」リリース

投稿者: | 2017-04-29

同時に、Ver. 5.0.38もリリース

Oracle Corporationより米国時間2017年4月18日、マルチプラットフォームに対応したオープンソースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox」のアップデートリリースに相当する「Oracle VM VirtualBox 5.1.20 Build 114629(VirtualBox 5.1 Maintenance Release 20)」がリリースされ、現在コミュニティサイト、及びOracleによる公式ダウンロードページを通じて、OS X、Windows、Linux、Solarisを対象としたバイナリパッケージ、ソースコード、SDK(Software Development Kit)、及びPUEL(VirtualBox Personal Use and Evaluation License)に準拠したエクステンションパック(Oracle VM VirtualBox Extension Pack)が入手可能となっています(Mac OS X版 dmg 約90.0MB。バイナリとソースコードには、ライセンスとしてGPLv2(GNU General Public License Version 2)が適用されています)。

Ver. 5.1を対象としたメンテナンスアップデートとして位置付けられている当版では、バグフィックス、パフォーマンス改善等が行われており、前版(5.1.18 Build 114002)からの主な変更点として、以下の項目等が示されています。

  • GUI関連の改善。ユーザが新しいエクステンションパックのインストールを試みた場合に、同パックの更新確認が行われなくなるべくした変更を適用
  • マルチモニタ構成の仮想マシンを、フルスクリーンモード、或いはSeamless(シームレス)モードに切り替えた場合に、当該仮想マシンがクラッシュし得た問題を修正
  • キーボードがキャプチャされていない場合に発生し得た、非リテラルなショートカットに関連した問題を修正(「5.1.10 Build 112026」におけるリグレッション。Windowsホストにおいてのみ発生し得た問題)
  • フルスクリーンモード、Seamlessモード利用時に発生し得た、幾つかのミニツールバー関連の問題を修正(X11ホストにおいてのみ発生し得た問題)
  • 仮想アプライアンスのインポートダイアログ(「File(ファイル)」>「Import Appliance…(仮想アプライアンスのインポート…)」)において、デフォルト値にリストアする場合に発生し得たクラッシュを修正
  • ゲストOS拡張機能「Guest Additions」関連の改善。「Windows Vista」以降において発生し得た、自動ログイン関連の問題をを修正(「5.1.18 Build 114002」において修正されたリグレッションとは別の問題)
  • ICH9(Intel I/O Controller Hub 9)チップセット関連の改善。Windows(ゲストOS)に対して64GB以上のメモリ容量を割り当てた場合に発生し得た問題を修正
  • BIOS(Basic Input/Output System)関連の改善。El Torito(CD/DVDからの起動にBIOSレベルで対応するための規格)ハードディクエミューレションにおけるジオメトリの計算を修正(Dwight Engen氏による貢献)

その他にもOracleからは、同日付にて旧版(Ver. 5.0)を対象としたアップデートリリースに相当する「Oracle VM VirtualBox 5.0.38 Build 114633(VirtualBox 5.0 Maintenance Release 38)」もリリースされ、「5.1.20 Build 114629」と同様の 仮想アプライアンスのインポートダイアログ関連の修正等が行われています。



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