「Parallels Desktop 13(13.0.0)」リリース、「High Sierra」をサポート

投稿者: | 2017-08-27

macOSゲストでは、APFS(Apple File System)もサポート

Parallels International GmbHより米国時間2017年8月22日、macOS(OS X)ベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」のアップグレードリリースに相当する「「Parallels Desktop 13 for Mac 13.0.0 Build 42936(GA版)」がリリースされ、現在Parallelsによる公式ダウンロードページを通じて、日本語含む複数言語リソースを包含するマルチリンガル版のバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg 約263.1MB)。

米国時間2017年3月7日よりテストリリース(プライベートベータ「pdfm 2017 TP」)が開始されていた当版では、一連のテストリリース(「March Technology Preview 1 Build 42415」~「June Technology Preview 3 Build 42735」)を通じた主な特徴として、以下の項目等が示されています(「12.2.1 Build 41615」からの主な変更点となります)。

  • サポート対象オペレーティングシステムの追加。Appleによる次世代デスクトップオペレーティングシステム「macOS High Sierra 10.13」をホストOS、ゲストOSとして試験的にサポート(ゲストOSとしては「macOS High Sierra」のインストーラ等を通じてインストール可能。インストーラパッケージに含まれる「InstallESD.dmg」を抽出する必要はない)
  • セッティングエディタにおける「Options(オプション)」>「Optimization(最適化)」ペインを再考し、多くのユーザに有益となるであろう最適解をデフォルトとして採用。結果として「Standard Edition」では、同パネルに項目が残らないため、パネル自体を除去(「Pro Edition」「Business Edition」には残される)
  • バックグラウンドで動作する仮想マシンの電力消費を自動的に管理可能とする「Adaptive Hypervisor(アダプティブハイパーバイザ)」オプションを、「Options(オプション)」>「Optimization(最適化)」から「Hardware(ハードウェア)」>「CPU & Memory(CPUおよびメモリ)」ペインの「Advanced Settings(詳細設定)」に移動
  • 「Options」>「Optimization」>「Tune Windows for Speed(Windows高速化のチューニング)」オプションを有効な状態でアーカイブ
  • バッテリ寿命の延長、及びバッテリパフォーマンスを向上させるためのオプションを伴う、電源を対象としたドロップダウンコントロールが再設計され、「Hardware(ハードウェア)」>「Video(ビデオ)」ペインに移動(新たな名称は「Adaptive Graphic Switching」)
  • 必要に応じて、アプリケーションが自動的にバックグラウンドロジックを実行可能とし、結果としてmacOS(ホストOS)と仮想マシンの切り替えを高速化を実現
  • 「Virtual Machine Configuration(仮想マシン構成)」>「Dev Settings(開発者向け設定)」ペインを「Pro」に名称変更。「Parallels Desktop」>「Preferences…(環境設定…)」において使用されていた デベロッパツールを表示するオプションが、「Virtual Machine Configuration」>「Pro」ペインに移動されるべくした変更を適用。これによって、前版までは 当該環境におけるライブラリに登録されている全ての仮想マシンに対して等しく適用されていた諸設定を、各仮想マシンに対して個別に(仮想マシン毎に)適用させるかどうか、選択する事が可能に
  • Pro Editionにおける、新規仮想マシンインストール時のデフォルトの推奨仮想マシンプロファイルが「Productivity(生産性)」に設定されるべくした措置を適用
  • 仮想マシンに対して割り当てるビデオメモリの規定値を、16/32/64/126/256/512/1024/2048MBに再設計し、当該環境に最も適した値には「Recommened(推奨)」タグが付されるべくした改善を適用。また、ユーザー定義の値は、使用可能な中で最も近い値に丸められる事となる
  • 仮想マシンに割り当てるCPUコア数の値に対して、「Recommened(推奨)」タグが付されるべくした改善を適用
  • スナップショットを有する仮想マシンを、新たなスナップショットアイコンで区別し、ワンクリックでスナップショットマネージャを開いて使用する事が可能に。このアイコンは、仮想マシンに一つ以上のスナップショットノードが登録されている場合にのみ「Control Center(コントロールセンター)」に表示される
  • コンソールウインドウをスケーリング可能な「Modality(モダリティ)」モードを「Transparency(透過性)」モードにリネームし、タイトルバーをより小さくリデザイン。macOS、iOSにおける「PiP(Picture in Picture(ピクチャインピクチャ))」のように、スケールされた仮想マシンウインドウを、全てのスペース、及び他ウインドウの前面に表示する事を可能とした他、クローズボタンを押した場合の挙動を、スケールされた仮想マシンウインドウを閉じるのではなく、シングルウインドウモードに切り替わるべくした変更を適用。デフォルトで選択されていた「Capture keyboard and mouse on click(クリック時のキーボードとマウスのキャプチャ)」オプションは、「Activate window by Dock icon only(ドックアイコンのみでウィンドウをアクティブにする)」(デフォルトでは非選択)に名称変更
  • 「Control Center」のアピアランスに、従来までの「Black(ブラック)」に加えて「Gray(グレイ)」を追加(「Parallels Desktop」>「Preferences…(環境設定…)」>「General(一般)」>「Appearance(アピアランス)」)。デフォルトは「Gray」に設定されていて、変更する場合にはGUIクライアント(Parallels Desktop.app)の再起動が必要
  • And many others…

当版におけるシステム要件は、64bitプロセッサを搭載したApple製コンピュータ、ホストOSは「OS X Yosemite(OS X 10.10.5)」以降(「macOS High Sierra 10.13」を含む)となっています(ゲストOSとしてのMac OS X(macOS)のサポートは「Server 10.5」〜「10.13」となります)。また、既知の問題点を含むその他の詳細が、リリースノート、及びPTN(Parallels Technology Network)等を通じて確認可能となっています。

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