Macworld Expoで「iWeb」が発表か?

投稿者: | 2006-01-06

iLifeラインに、AppleによるWebオーサリングツールが追加?

米国時間2006年1月10日(日本時間で同11日)より、カリフォルニア州サンフランシスコのMoscone Center(モスコーニセンター)にて開催される「Macworld Conference & Expo 2006」。オープニングを飾るSteve Jobs(スティーブ・ジョブズ), CEOによる基調講演(キーノートスピーチ)では、Intelプロセッサを搭載したMacintoshの発表等が期待されるところですが、Apple Computer社のWebサイトにおけるフライング的な事前情報から ソフトウェア関連のアップグレード、及び新たなラインナップの存在が浮かび上がってきているようです。

今回のようなフライングでの事前公開(「Garageband」のサポートページにおいて一時的に掲載された情報で、米国時間2006年1月5日の正午近くに削除されたようです)は 過去にも複数回発生しており、種々の情報規制(新製品の開発状況等)に厳しいとされるAppleの企業体質を考えると、何となく恣意的な意図を感じなくもないのですが……。ここ数年、年次でアップグレードが行われている状況からもデジタルライフ統合アプリケーションスイート「iLife ’06」のリリースは 妥当な線と考えて良いでしょう。リリースの有無よりも、その製品ラインや機能概要に興味が向けられます。

そして、ここに来て話題となっているが「iWeb」と称される、恐らく簡易的なWebオーサリングツールに相当するアプリケーションです。Apple関連のインサイダ情報等を扱う総合サイト「MacRumors」では、公開時点のスクリーンショットと思しき画像も公開されていますが、この画像を見る限りにおいては ソフトウェアスイート「iLife ’06」における新たな製品ラインの一つを考えて良さそうです。

名称から察するに プロフェッショナルに向けたソフトウェアではないと思われますので、恐らくは、「.Mac(ドットマック)ホームページ」或いはLifliによる「iBlog」に類したコンセプトを有するのでしょう(内部的にdivを駆使して、自由度の高いWYSWYGを実現するのではないでしょうか?).Macに組み込まれるとされる「Pages」ベースのWebサイト構築アプリケーションの噂も流れているようですが、関連性の有無については不明です。

大きな焦点となっているIntel Mac(Mactel)に関しては、様々な情報が錯綜いているので何とも断定し難い状況ではありますが、個人的には「iBook」よりも「PowerBook」に準ずるプロフェッショナルラインが先にリリースされるのではないかと予想します。

何れにしても、ここ数年で最も期待感の高いExpo前になっているのではないでしょうか。しかも、近年勢いを見せているiPod関連以外の話題が中心に据えられている事が、10年以上のMacユーザとして嬉しい思いを抱いています。

「iWeb」が正式に発表(2006年1月11日に追記)

米国時間2006年1月10日(日本時間で同11日)に、事前の予想通り「iLife ’06」における新たなラインナップとして「iWeb」が発表されました。同アプリケーションでは、ブログやフォトアルバムを作成、管理可能とする他、Podcasting(ポッドキャスティング)にも対応。また、Appleによるインターネットサービス「.Mac」と連携して、ワンクリックでインターネット上(homepage.mac.com)にWebサイトを公開する事も可能としています。

尚、「iLife ’06」には「iWeb」の他に、「iPhoto 6」「iMovie HD 6」「iDVD 6」「GarageBand 3」が含まれており、システム要件として「Mac OS X 10.4.3」以降(「Mac OS X 10.4.4」を推奨)、「Mac OS X 10.3.9」が示されています。また、対応機種はPowerPC G5/G4プロセッサを踏査したApple製コンピュータの他に、同日に発表されたIntel Mac(「Intel Core Duo」プロセッサを搭載した「iMac」「MacBook Pro」)にも対応します。