Intel Macは「Macworld Expo 2006」で発表か?

投稿者: | 2005-11-09

「Mac mini」「iBook」の後継から投入か?

「Intel Mac」「Mactel」「Pentium Mac」等と仮に称されているIntelベースMacintoshは、早ければ米国時間2006年1月9日よりサンフランシスコにおいて開催される「Macworld Conference & Expo 2006」にて、「Mac mini」か「iBook」(或いは、それに類するコンシューマ向製品)が発表される可能性がある、との動向を報じたインサイダ情報が流れています。

「Mac OS X for Intel」がGM(Golden Master、ゴールデンマスター)に到達した、との噂が真実であれば、「Yonah(コードネーム)」を搭載した「Mac mini」「iBook」に相当する機種が、年初のエキスポで発表される可能性は高いでしょう。併せてラインアップやネーミングの変更も有り得るのではないかと予想します。

Yonahの他にも「Merom」や「Conroe」等、電力効率に長けた多様なラインアップをロードマップに掲げているIntelプロセッサの採用によって、特にノート型の製品ラインは スペックも含めて刷新されるのではないかと思われます。

そんなIntelプラットフォームの採用も、移行期に関してはメリットばかりではなく、やはり懸念されるのは ソフトウェアの互換性です。クリエイティブ関連のプロフェッショナルユーザに高い訴求力を示す Mac OS Xプラットフォームには、大きな処理能力を必要とするアプリケーションが少なくありません。

これまでに蓄積してきた それらの既存資産が、Altivec(Velocity Engine)に依存するコードをサポートしない エミュレーション環境(バイナリトランスレータ)「Rosetta(ロゼッタ)」で、どれだけ実用的に動作するのか。

尚、Rosettaでは Clasicc環境はサポートされませんので、特にDTP業界では注意が必要となってきます。「Adobe Illustrator 8.0.1」「Adobe Photoshop 4.0.1」「Quark Xpress 3.3」といった 長らく主役を務めてきたビッグネームが完全に動作しなくなります(起動する事すらできません)。

Appleサイドも、最初にコンシューマ向けのラインを発表し、Universal Binaryでコンパイルされたアプリケーションが増えたタイミングで、プロフェッショナル向けのラインを投入するシナリオを描いているのかも知れませんが、コストを要するプロアプリケーションとハードウェアを同時期に揃えるのは、個人レベルのデザイナーには大きな負担となるのは否めないでしょう。やはり自然なタイムラインで手元にUniversalアプリケーションが揃った段階で、ハードウェアも切り替えるのが最適なシナリオではないでしょうか。

そう考えると、米国時間2005年10月19日付に発表された「Power Mac G5 Quad」「PowerBook G4」の存在感を再認識します。特に上記の現状から察するに、DTPに携わる方にとって デュアルプロセッサ、デュアルコア仕様のCPUを採用する「Power Mac G5 Quad」は、有力な検討対象となるでしょう。