「Adobe CS2」は5月に発売

投稿者: | 2005-04-20

「Premium」「Standard」各エディションを提供

Adobe Systemsより米国時間2005年4月4日、クリエティブパッケージ「Adobe Creative Suite」のアップグレードリリースに相当する「Adobe Creative Suite 2(CS2)」の発売が、5月に決定したとの発表がありました。

今回のリリースは、「Creative Suite」として製品ラインを統合して以来、初のメジャーアップグレードとなり、これにより各ソフトウェアは「Illustrator 12」「Photoshop 9」「InDesign 4」「GoLive 8」にバージョンアップされる事となります(先行リリースされているAcrobatは「Acrobat 7」)。

今回はこれらに加えて「Adobe Bridge」「Adobe Stock Photos」と称される2種のツールが追加されるとの事です。

私はアドビジャパンの方に知り合いがいるのですが、昨年秋の時点で聞いた話では、その時点でほぼリリースできそうな状態にまで仕上がっていたそうです。実際に「Acrobat 7」「Photoshop 9」のベータテストに参加させて頂いたりもしたのですが、ほぼGA版に近い完成度を見せていたと思います。それがここまで正式発表を待ったのはひとえに「Tigerのリリース待ち」であった事は、想像に容易い事ですね。

因みに時期的に考えて次期WindowsのLonghornまでは待たない(待てない)というのは当然理解できる事ですが、最近のAdobeのマーケティングが以前ほどMac一辺倒で無くなって来ているのは紛れも無い事実です。PremiereやFrameMakerの撤退、及びAcrobatのプラットフォーム別の機能比較、新製品の対応状況等を見ても、Windows市場を重視しているのは明らかですし、そもそもOpenTypeフォントはAdobeとMicroSoftの共同開発である訳ですから、デザインアンドパブリッシング=Macintoshという図式は見直さなければならないようになってきています。

そんな状況の中で発表される「Adobe CS2」ですが、個人的には「GoLive 8」に注目しています。今回のバージョンアップでは、ブログの爆発的な普及で注目度の高いMovable Typeの機能が統合される事により、GoLiveにおいてブログテンプレートの作成が可能となり、さらに「Mac OS X Server 10.4 Tiger」にて提供予定とされるWeblogサーバ機能と組み合わせれば、完全オリジナルなブログの作成も可能となりそうです。多少敷居は高くなるかもしれませんが、時代の流れを反映したこれらの動向からは目が離せないところです。

そんな中でもう1つ、大きなニュースとしてAdobeによるMacromediaの買収の話も報じられてますね。お互いに市場が被るアプリケーションも多いだけに、こちらの展開も要注目です。